クリスマスパーティじゃなくってウィンターパーティ

息子2の小学校のクラスでウィンターパーティがあり、ボランティアに行って来ました。最近は、アメリカの公立学校ではクリスマスパーティって言わずにウィンターパーティって呼ばれてるんです。

ここ数年、メリークリスマス!って言うのも避けられる傾向があって、無難に「ハッピーホリデーズ」って言うの。

メリークリスマスって言っても、みんながみんなクリスマスを祝うわけじゃないしっていうことね。

他の宗教に気兼ねしてるっていうこと。

実際、ユダヤ教の友達は、「ガールスカウトでクリスマスバザーっていうのがあって、手伝うように言われてるんだけど、クリスマスバザーっていう呼び方ちょっとねぇ」と文句を言っていたし。

でも、なんか宗教なんでもありの日本から来た私には、なんでそこまでこだわるのか理解は難しいな。

日本なら全国楽しくクリスマスムードの12月が終わったら、次はお正月で神社に初詣。

お葬式はお寺に行って、赤ちゃんが生まれて何日かしたら神社。最近はイースターの飾り付けも流行ってるって聞くし。

そういうゆるい宗教観が私は好きだな〜。

アメリカのスタバでは、キリスト教以外のお客さんに気を遣って、今年のクリスマスシーズンのカップはただの赤。トナカイやツリーといったクリスマスを連想させるデザインは無しにしたんですって。

で、それに腹を立てて、スタバボイコットっていう動きもあるみたい。

う〜ん。

さて、ウィンターパーティで、私が担当した(っていうか、ただ立って見てただけだけどw)クラフトコーナー。アイスクリームのコーンに白いアイシングをペタペタ塗って、それにいろんなカラフルなキャンディーでデコレーションするの。

甘そう〜

甘そう〜

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒンズー教の子も、イスラム教の子も、仏教の子も、そしてキリスト教の子も(もしかして、それ以外の宗教の子もいたかも)みんな楽しそうにデコレーションしてて。

これで良いんじゃないかな〜って私は思いました。

妙に不自然にクリスマスっていう言葉を避けたりするよりこれで良いんじゃないかと。

うちの学校はいろんな文化の行事をお祝いします。チャイニーズニューイヤーとか。

他の文化も体験できる機会って貴重。中近東の文化に触れる機会があっても良いと思う。

9/11の数年前に、ボストンでイスラム教の友達とクリスマスムード一色の街を歩いていて、彼女が言った言葉が思い出される。

「あぁ、クリスマスってほんと素敵。こんな素敵なお祝いができるっていいなぁ!」

宗教が違うからって行事を避け合うんじゃなくって、素敵だなって思ったら、寛容に素敵だなって思うので良いんじゃないかな。
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