カテゴリー別アーカイブ: マラソン、トライアスロンのレース

野宿まぬがれた!Hood to Coast駅伝リレー

金曜日に出発直前に投稿した記事で、もしかして豪雨の中で野宿?と心配していたのですが、Dicks Sportsというスポーツ量販店がスポンサーでテント村を用意してくれたんです〜!おかげで、野宿は野宿でも、テントの中という状態で助かりました!

テント村のある中継地点にたどり着いたのは夜中の2時かそのぐらい。すでに2区間走り、疲れた脚を引きずってヨロヨロと各自のテントに向かいます。男性2人は1つシェア。もう1人はミニバンの中。私たち女性3人はもう1つのテントで寝る事に。かなり小さいテントなのに、迷惑やろーの私(笑)は巨大アイスホッケーバッグをテントに持ち込みます。そのバッグだけで面積の4分の1は占めていたことでしょう。

ポートランドでアウトドアファンの間では有名な(私は存在忘れてました)高級アウトドアショップ、Snow PeakでチームリーダーのBちゃんが買って来た、おしゃれな小型テント用ランプが重宝します。ほんと真っ暗なんです、テント村。日本の会社のアウトドアグッズ売ってるお店みたいです。Bちゃん絶賛のお店です。他のチームメート、Cさんも絶賛してます。道理で2人ともおしゃれなコンパクトなアウトドアグッズを持ってます。

真っ暗なのでヘッドランプが必要なのに、ヘッドランプは車の中に置いて来てしまった。。。簡易トイレの中も真っ暗なので、友達Vちゃんに借ります。おかげで、間違えて、ぼっとんトイレにはまることもなく、無事用をたせました。

目覚ましを携帯電話で私以外の女子ランナー2人、セット。私は携帯はミニバンの中に置き忘れ(また。。。)

そしてテントの中で、汗まみれのパンツと(あはは)スポーツブラ、ランニングウェアを数時間後のランに備えて取り替えます。女性同士とはいえ、↑のテントランプのおかげで明るいテント内ですっぽんぽんになるのは勇気がいるものです(笑)

かなり3人とも汗臭いし。しかも、私は歯磨きをしたい、と騒ぎます。あとの2人はもういいわ、と寝ます。彼女たち、歯磨きしなくても虫歯にならない強い歯なんだろうなぁ。私はすぐに虫歯になるので(日本人の歯は弱い?)デンタルフロスをきちんとし、歯磨き粉をつけてしゃかしゃか。うがいはテントの外へ。

なんかすごく着替えと歯磨き、そして、隣の他のチームテントから聞こえてきた強烈ないびきがなんかおかしくっておかしくって、笑いが止まらなくなります。

しばらくして、うとうとしかけたころ、反対の隣側のうちのチームの大切な高速ランナー2人のテントがギャルに襲撃されます!!!

テントが空だと思って間違えて、開けたみたい!

ギャルたち、騒ぎ始め、自分たちのテントに入ったあとも、ぎゃーぎゃーしゃべってました。

うちの大事な男の子たちをビックリさせておいて〜。もうー。

まだ反対側のテントからはいびきが強烈に聞こえてきます。雨がかなり激しく降ってます。ひゃー。野宿は野宿でもテントがあって良かった〜!これからはDicksじゃなくてSports Authorityで買い物すると罪悪感にさいなまれそう(2つのスポーツ量販店はライバルです)

そしていつの間にかうとうと。

やっと眠りに落ちたかなというころ、私のテントの携帯2台の目覚ましアラームが鳴り響きます。

あぁ、また走るのね。。。とゴソゴソ3人無言で寝袋をたたみはじめます。

まだ外はシトシト。気配りの良く出来てる最速ランナーE君が、私が着てた、日本が誇るアウトドアブランド、モンベルの防水ジャケット、すごくいいね。どこの?って聞いて来ました。そこで、自称モンベル営業マンの私、みんなの前でモンベルの素晴らしさを語り始めます。

ベルギー人のBちゃんが、日本の会社なのにどうしてフランス語の名前なの〜?と聞いてきたので、日本人はかっこいい響きなら何語でも関係無く取り入れるのよ、そして、山っていうとフランス語がピッタリだし、と私流の解釈を説明します。

さて、普通は朝目覚めたらすぐに尿意を催すのですが、目覚めたのは朝ではなく4時ぐらい?まだ私にとっては夜です。しかも眠りについたのは3時近いし。

でトイレはパス。モゴモゴとバナナとベーグル食べます。コーヒー飲みたいなぁ。テント村でお店が出ててコーヒーとマフィン売ってるけど、お金、またミニバンに置いてきたからなぁ(あはは)

数分たってから大学生ランナーのJ君が襷を高速ランナーE君に渡し、E君ものすごいスピードでスタート。J君はチェストーナメントのため、ポートランドに迎えに来てくれて友達と戻ります。J君もだけど、うちのミニバンのランナーみんなインテルで働いてる秀才ちゃん/くんばかり。チェスの話で盛り上がっても、小学生の息子にも勝ったことのない私はついていけません

残りの私たちは次の中継地点にミニバンで向かいます。

そのうち、私の3区間目のスタート地点に到着します。スタート直前で今まで感じなかった、「朝のトイレに行きたい衝動」が突然爆発!

あぁ!トイレの前には長蛇の列!「も、もれます〜!もうすぐ走る順番なんです!」って前に入れてもらうか、どうしよう〜!(数年前の他の駅伝リレーでは、そうやって先に入らせてもらいました(笑))爆発寸前で身をよじらせながらトイレの列に並んでます!

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Hood to Coast駅伝リレー ドキドキ!夜中の第2回目ラン

オレゴンのマウントHoodから太平洋岸の町、Seasideまでの317キロの道程を2台のミニバンに乗って順番に降りたり乗ったりしながら12人(8人の強者ランナー組のチームも)でヒタヒタ走って襷をつなぐ、世界最大級の駅伝リレー、Hood to Coast。土曜日に完走したのに、火曜日の今でも社会復帰できないぐらい(笑)感動にひたっています。

昨日、うちのチーム、Team Bibicheのタイムを公式サイトで確認したら28時間41分でした。数年前に優勝した東洋大学の1、2年生チーム、確か17時間14分(ぐらい)だったから、もうどんだけ速いんだ〜あの子たち!って感じですよね。

さて、3区間走るのですが、2区間目が夜中の1時ぐらいに開始しました〜!まだ頭いたーい

でもやるしかない!チームスポーツなので1人弱音を吐いてみんなに迷惑はかけられない〜。

仲良しランナー、Vちゃんがつないでくれた襷を受け取りますっ。夜で涼しいし、今回は6キロなので水は持たずに走ります。その代わり、夜中なのでラン用ヘッドランプで強烈なストロボみたいなライトを放ちつつ、走ります。さらに蛍光ベストを着て、背中にさらにもう1つライト、胸にももう1つライトをつけます。ベストでライト内蔵タイプのを着てるランナーたちもいて、あれいいかも。でも走ってるときは辛くて、

「もう今回が最初で最後のHood to Coast!」って思ってたから、別に来年用に買おうかなーとかそうい気持ちには一切ならずに。

何人かの遅いランナーを追い抜きます。追い抜いた相手をRoad Killっていうんですね。以前Epic駅伝リレー走った時に、その意味を知りました。元々、道路で轢かれた動物を意味するんですが、ロードランナーの間では追い越した相手って意味で使うんですね〜。最初は、Road Killの数を数えて、車にマジックで書くとか言ってるから、?って思ってたんですが、そういうことかーと勉強になったわ(笑)

30時間ぐらい、ずっとそんな感じで英語漬けだったので、英会話の勉強になりました〜。

さて、何人か追い抜かして気分よくなっていた私ですが、他のランナーに抜かれてしまいました。でもなんか彼女には付いて行ける!っていう感じがして、それからずーっと付いて行っちゃいました。Draftingっていうんですよね。トライアスロンのバイクでは反則行為ですが、ランの世界ではオーケー。まあマナー違反とかいうふうにも言われてますが、ちょうど背の高い女性だったので、かなり風よけになってくれました。

風よりも何よりも、自分を引っ張って行ってくれる人が真夜中にいる!って最高でした!たった6キロだけど、真っ暗な道路をひたすらまっすぐ走るって1人だとつらいものです。

誰かと走りたかったのにはさらに訳が。。。アメリカってバイク練をする人やランナーを嫌う人たちもいるんです。確かにコース沿いのお家の庭をおトイレ代わりに使うランナーたちもいるらしいんです。確かに嫌でしょうね。金持ちの暇人!ってねたんでるひともいるのかも。

で、ウンチを投げて来たり、家の前でライフルを構えてたり、殴り掛かって来られたという話を聞いていて、ちょっとビビっていた、というのもあります。

あと800メートルぐらいっていうときに、2人の男性が近付いてきて、だ、だれ!と思ったら、ボランティアの方で、ゼッケン番号を調べにきただけでした。ホッ

でも実際は沿道で応援してくれる地元?の人たちもいて嬉しかったです。ほんとレースの時、沿道の応援ほど嬉しいものは無いですよね!応援の時だけ、私、ペースまで上がりますw。

なんだかいつの間にか頭痛も消えていました。

そして無事に2回目ラン終了!引っ張っててくれた女性に、ペースメーカーになってくれて、本当にありがとう!とお礼を言い。彼女、私がこけそうになったら、気をつけて〜とか言ってくれて良い人だったわ。

 
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