日別アーカイブ: 2015年10月15日

凶暴なピットブル、ワシントン州に戻ることに

まず大事なこと。昨日の投稿を書いたときは、シェルターとレスキューグループの違いを知らずに同じものだと思っていました。投稿、書き直しておきました。不明瞭な用語使い失礼しました。

オレゴン州ワシントンカウンティのアニマルコントロールのオフィサーの要請もあって、飼い主の女性、モカを襲った凶暴な犬を元の団体に返す事に。返さなければ、訴える(press charges)の方向で持って行き、アニマルコントロールオフィサーがすべて段取りを整えてくれる予定でした。

レスキューグループの名前はTender Care Animal Rescueといいます。そこが、マウイからレスキューされてきたあの凶暴な犬を凶暴と知らずに、うちの隣の家に託したということがわかりました。

でも凶暴な犬の現在の飼い主は「この犬、他の犬を襲って前の飼い主に手放されたの」って言ってるから、レスキューセンターの言い分は信用できないですね。

最初はピーターという名前だったのが、第2の人生を送るために、ジョージを名前を変え、他の州に来たのです。

Tender Careの代表の女性にも今回の事件について報告したのですが(おれんぢ猫さん、アドバイスありがとう!)、彼女も協力的で、事件を起こした犬を、自分の団体から新しい第3の家庭に託すのではなく、Southwest Washington Humane Societyに移送することに決定したと、今朝、教えてくれました。Humane Societyでは殺処分はしないでしょうから、新しい飼い主をそこで待つ事になるのだと思います。

ポートランドのマルティノマカウンティではこういう事故を起こした犬は、しっかりとした更正施設に空きがない場合はその場で殺処分になることが多いそうです。

ワシントン州に移動する、凶暴な犬、ちゃんと「犬を襲ったことのある犬」として登録してもらえるといいのですが!次の被害者が出ないといいのですが!

そして、そういう犬を迎える能力のある飼い主の元に引き取られることをいのるまでです。

今回のことを友達に話したら、結構こういうケースは多いようで驚きました。1人の犬は胴体部分の皮膚の多くがひきちぎられ、他の友達の知り合いの小さい犬は、フェンスの隙間から出て来た凶暴な犬に襲われ、翌日息を引き取ったそうです。

残念なことに、多くの人が持っている「と思い込んでいる」動物愛護の精神への間違った姿勢が浮き彫りになってるなと感じます。

今回のことで思ったこと。どんなに大人や飼い主がそばにいるとき、おっとりとした犬でも、その大人が20秒でも去った瞬間、どんな風に豹変するかわかりません。うちのモカだってそうです。大人が見ていない隙をねらって、4歳の子どもをかみ殺したラブラドール犬のニュースもありました。

うちのダンナも、小さいころ、親がそばにいないときに、自分の家のジャーマンシェパードに顔を縫うほど噛まれたことがあります。

ある意味、犬(特に中型、大型犬)って、弾丸の入った銃みたいだなと思いました。おおげさ〜って思われるかもしれませんが、あの攻撃を見たらほんとうにそう思いますよ。あの調子で小さなお子さんや小型犬や猫を襲ってたら1分以内に死んでしまったでしょう。。。
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