子どもが小さいころ、私は日本語教育に燃えてました。
子どもはこれからも日本に帰る予定は無いのに、本は全て日本語、家での会話は全て日本語。テレビも日本語だけ。生まれてから鎖国状態で、日本語のみ。
プリスクールに入るまで、アメリカ生まれなのに、英語の話せない子でした。
幼稚園から日本人学校(ポートランドでは日本語補習校ではなく、日本人学校といいます)に通うようになります。
娘が4年生のころは、毎晩毎晩日本語の宿題、週末は日本人学校。
アメリカのスポーツには一切関わらず。
でも私は日本人なんだから娘に日本語を教えるのは私の使命!
と燃えていたんです。
でも、4年生のころのある日、日本から引っ越してきたばかりの駐妻ママ友に言われます。
「日本人学校の宿題、多すぎるよね〜!永住組が多いからその子たちをサポートするために多いんだろうけど、うちは迷惑」
永住組で宿題に苦労していた私たちに対する嫌味ではないと思います。(たぶんw)
ただ、駐在の奥さんたちの間で言っていた愚痴がポロッと私の前で出ちゃったんだと思います。
その時、目が覚めたんです。
私は日本人だけど、娘はやっぱりアメリカ生まれの、これからもアメリカで暮していくアメリカ人なんだ。
日本語は本人の意思で「外国語」として勉強すればいい。
週末、放課後全てを費やしてまで日本語にこだわることはないんだ。
それよりも小さいうちは英語をちゃんと習得して、アメリカでの人生を楽しむべきなんだ。
日本人学校の宿題について行くのが大変になり、平日もストレスでお腹が痛い痛いといい、下痢になるように。。
現地校でお腹が痛くなるのがこわいから学校に行きたくないと言い始めました。
これはやばいな。。と思ったんです。
日本人学校やめたらすぐに治りました。
しばらくしてアイスホッケーに燃えるように。
今まで苦痛だった放課後や週末が、楽しみでしかたがないというようになりました。
親子で日本語でしゃべれるのを見てるといいなぁと感じる時もありますが、うちはこれで良かったんだなと思います。
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