このあいだオットがポートランドからカナダまでアイスホッケーの試合に娘と娘のチームメートの女の子を車に乗せていったときの話です。
アメリカからカナダまで国境を超える旅でかなりの距離です。オレゴン州からワシントン州を抜けて、カナダのブリティッシュコロンビアのバンクーバーまで行くんです。
そして帰りももちろん一緒に。うちのオットが夕食代も払ったし。
ポートランドに戻ったとき、迎えに来たママに、きっと「お礼に、どうぞ」ってチョコレートの1箱もらえるかな〜♪
なんて考えてたけど、甘かったですw
爽やかな「ありがとう!」だけでした。
自分の子ども以外に車に乗せるって責任重大だし、その女の子の荷物もかなりあったから、ガソリン代少し負担してもらえるかな〜と思ってましたが。
甘い?
でも、ふと思い出したんです。
私も東京で学生時代、一人暮らしで寂しかったときに、実家暮らしの友達のうちに夕食に何度も招いてもらったなぁ。
最初、今思えば安っぽいゼリーの詰め合わせをお土産に持っていったけど、「気をつかわなくていいのよ〜」って言ってくれたから、それ以降、何も持って行かずw
美味しい家庭料理に感激したよな〜。きれいに盛りつけられたご飯に感動したのまだ覚えてます。
すごい量食べたわ。
そのお母さん、私が札幌の実家に帰るときに空港まで送ってくれて、お寿司もごちそうしてくれたこともあったわ。
私の分までお弁当作ってくれたことあったし。
でもでも、何もお友達のお母さんに恩返ししないままだったな。
こうやって思い出してみると、いろんな人にこんなふうに、人生の中でお世話になったことの連続だもんな。
少しぐらい娘のチームメートをお世話したぐらいで、ガソリン代とか食費とか騒ぐのは心狭いかなっていう気がしてきたの。
世の中ギブアンドテイクって考えるんじゃなくて、今誰かにしてあげることは今まで、そして今でも誰かに親切にしてもらってることへの間接的だけど、恩返しなのかもなーって思ったり。