こんな小学校の先生が全米にいたら。。。

コミカレでとってる心理学の授業で見たビデオ“A Class Divided”。かなりショッキング。まあ、白人だけの学校だからこそ出来る実験かな。

キング牧師が暗殺された翌日、小学校の先生が「アメリカの人種問題を解決するために何かできることは無いか」と考えた末に思いついた実験なんですって。

小学校3年生のクラス(白人だけのクラス)で、「青い目の子は優秀。茶色い目の子は劣っている」というルールを決め、1日間、茶色の目の子は、グラウンドの遊具使用禁止、水飲み場の使用禁止、青い目の子と遊ぶの禁止するんです。そして、1日中、「茶色い目の子は頭も悪いし、態度も悪い」と何度も繰り返して先生に言われるの。

なんと!

その日に行われたスペリングテストで、茶色い目の子たち、実際に成績が普段より格段に悪くなってしまったんです。

お前はバカだと言われ続け、自尊心を踏みにじられると、勉強できる子も出来なくなってしまう。

次の日は立場を逆転させます。次は青い目の子が差別を疑似体験。

そうすると、今度は青い目の子たちのスペリングテストの成績が突然下がるんです。

これって実際にアメリカ社会で起きている現象とあまりにも似ていません?

こんな先生が全米にいたら、今年のアメリカの選挙戦、雰囲気違ってたかも。

シアトルからの帰り、人種差別の象徴とみなされている、南北戦争時代の南軍(Confederate)の旗をはためかせて走ってるトラックを見たので、ますます考えさせられたわ。
にほんブログ村 子育てブログ 海外育児へ
にほんブログ村


アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です