自分の祖先がどこの国から来たかわからないという話を思い出しました

以前ボストンの会社で働いていた頃のことを突然思い出しました。よくアメリカ人って「自分の父方はイタリア出身で〜、母方はイギリスからの移民なの。」とか、そういう話題になります。ヨーロッパのルーツを大切にしていて誇りに思っているんです。

以前、家系図をたどってヨーロッパの祖先の出身地を訪ねるといったことが流行したことも(今もかも)

その流れで、同僚に「あなたのご先祖はどちらのご出身?」と無邪気に聞いたんです。

同僚はアフリカ系アメリカ人でした。一緒に担当したプロジェクトのために出張でワシントンDCからボストンに来てました。

ショッキングな事実を聞かされたんです。

奴隷としてアメリカ大陸に連れてこられた彼女の祖先たちは、奴隷同士でアフリカの言葉で会話することを禁じられていたんですって!!!

もしアフリカの言語で奴隷たちが暴動を計画していても、農場主が知る事ができないから、ということが理由だったみたい。

読み書きもできなかった彼らです。

自分の出身地を記録するすべもなく。。。

そして、自分たちの言語も後世に伝えることもできずに。。。

だから、子孫である私の同僚は祖先がアフリカのどこの国から来たかも知るすべも無い。

ビックリしました。

彼女は自分のアフリカのルーツをとても誇りに思っていて、ハーバード大学のそばの宿泊先の壁にかかっていた黒人女性の肖像画の説明を熱心に読んでいたのを覚えてます。

明るくて心が広くて、そして勉強熱心な彼女。世界トップのビッグ5(今ではビッグ4かな?)の公認会計事務所で働き、ダンナさんも大学院に通っていたはず。元気にしてるかな。

クライアント先に向かうTの中で語り合った内容、とっても印象に残ってます。

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自分の祖先がどこの国から来たかわからないという話を思い出しました」への4件のフィードバック

  1. mi mi

    このトピック、我が家でも絶えませんよ。

    まだ植民地だった頃から東海岸東部は奴隷反対派でしたものね〜。この辺は残念ながら黒人の間での差別がかなりひどい様ですよ。

    うちの彼もgenealogyにしばらくはまっていました。先祖はポルトガル、イギリスあたりの様ですが、ヨーロッパもモース、ローマンの戦略、インカージションも有り資料を見つけるには時間がかかるみたいですね。

    自分がユダヤ人である事を子供達に伝えていないアメリカ、カナダ人は数え切れない様ですものね。

    日本の先祖探しはもっと大変だと思います。情報がオンライン化されていないですし、、、

  2. りょうこ 投稿作成者

    mi miさ〜ん、
    だんなさまもルーツ調べてらっしゃるんですね!うちの義母もすごく夢中でした。
    そうですね。ご先祖探しは難しい場合が多いのでしょうね。。。
    でも1つ言えることは、ご先祖さまが辛いことがあっても生き延びてくれたからこそ私たちがいるんですよね!なんか責任重大って感じします!

  3. mi mi

    本当にそうだと思います。

    知らなかった自分の先祖を知り、自分の価値観を見出したと言う方々も沢山いらっしゃいますものね。

    ユダヤ人も同じです。親は隠していたかもしれませんが生きて、生きてアメリカまでだとりついてくれた先祖の思いを無駄にしない様にと、ドキュメントにしたり、映画にしたり人々に伝えようとする動きがあるのはやはり先祖の思いを組んでの事だと思います。

    PBSで確かFinding your roots と言うショーが有るのですが、いつも心を打たれます。

  4. りょうこ 投稿作成者

    mi miさーん、東海岸のマサチューセッツの方はユダヤ系の方が多いですよね。ハーバード大学で見かけた学生さんたちを思い出します。裕福階級だし世界経済のトップクラスは彼らが多いですもんねー。

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