たぶんアメリカでは自慢とも思われないんだろうな

今日もコロナ対策のための隔離病棟勤務でした。しつこいけどナーシングホームフロアより患者さんの数が少ないので仕事がしやすい。ナーシングホームフロアだと担当患者さん24人。一日中とにかく朝から晩までみなさんに薬を飲んでもらって簡単な処置をするだけで終わりっ!という感じなの。

でも、リハビリセンターの隔離病棟勤務だと難しい処置もさせてもらえて勉強になる。だから、みんなコロナが怖いので嫌がるフロアだけど私は好きなんです。ここだけの話だけど。もちろん私もコロナはめちゃくちゃ怖いけど。

一緒に仕事した看護師、若いけど経験豊かで堂々としていて仕事も迅速正確。そして親切でたくさん教えてくれる。

だけど、珍しく患者さんが難しい人たちが多くて、そんな彼女にでさえ暴言をはいていた。

でも!私のことはその患者さんたち信用してくれて、実は暴言ゼロ。

たぶん、一生懸命、治療が必要な理由を説明して、「もうここにいたくない!」という患者さんたちを説得しようとするこの先輩ナースと違って、

患者さんたちの吐き出したい不満を静かにただ聞いて、「そうですよねー、帰りたいですよねー」と同調する私のことをもしかして「理解者」と思ってくれたのかもしれない。

あと、普通のアメリカの看護師さんたちと違って、とにかく全米いろんな州に住んだり、他の職業に就いていたり、外国語習得経験などなどがあるので、いろんなバックグランドを持つ患者さんと話が合いやすいのかなとも思ったり。

そういう意味で、看護業界以外の世界を経験したのも全然無駄じゃなかったな〜と思いました。

普通アメリカではこういうときは、「え、その患者さん、暴言なんてはいた?私にはナイスだったけど」って言うんだろうけど、自慢に聞こえそうなので先輩ナースには「患者さん、私のことは拒否してませんけど」なんて言わずに淡々と仕事をすすめた。

でも生理前で(言い訳)、なんだか忘れっぽくなっててバタバタしちゃった。あれ〜あの機械どこに置いてきたっけ?とかあのバイタルシートどこどこ?と大騒ぎ。あ、でも薬の間違えとかはしなかったので大丈夫よ〜。

薬だけは絶対に間違えたくないのでダブルチェックどころかトリプルチェックです。

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