この成績、やっぱり発達障害のせい?

小学校のころから発達障害ADHDとの疑いありの高校生娘。小学校のころから、いろいろな先生に心配されて治療を受けるようにすすめられてきました。小児科のお医者さんからも薬を出してもらう直前までいったのですが、やっぱりこういう薬を小さな子どもに与えるのは怖いと思ったので断りました。

勉強もプリスクールのころからずっとイマイチ。プリスクールで普通の子が単語を読み始めるころでもうちの娘はちょろちょろして黙って座っていられず。

少しでも興味がないと感じる科目には全く集中できないみたい。締め切り日とかもさらっと忘れてしまうようです。

高校1年生が終わって送られてきた成績も散々なものでした。

成績は悪いけど、性格がとっても明るくてまわりを幸せな気分にさせてくれる娘。運動神経は抜群で、たった2年前初めてスケート靴をはいたのに、もう4、5歳の頃からホッケーやってる選手たちに混ざって有名なトーナメントに出場するまで成長したゴーリーです。

良いところだけを見ることにしよう。とたえ大学に行けなくても、それかレベルの低い大学でも、明るく幸せに生きることが1番大切。実際そういう人たちはオレゴンにたくさんいるし。

近所でも、週末になると、ボートやキャンピングカーを用意して出かけていく家族たちを見かけます。

彼らは受験戦争で苦しんだり、ハーバード大学とかロースクールとかそういう野望を抱いたこともないけど、普通にスポーツや恋愛楽しんで地元高校出て、勉強したい人は地元のコミカレや大学出て、地元の会社に勤めて、地元出身の奥さんと結婚して。

週末には子どものリトルリーグの試合見に行ったあと、お爺おばあちゃんを呼んでバーベキューしたり。

なんかそういう幸せ、素敵だなって思うようになりました。

でもでも!

こうやって娘の成績が悪いと、私が小さいころから信条としていた「エリート志向」が頭をもたげてきちゃうんですよね。

私は、高校生と一緒にコミカレでクラスをとってるという、すっかりエリートコースからはみ出した生活なのに、子どもには頑張ってもらいたいという。。。

私の日本の親戚たち、東大を始めとする国立大学、有名私立ばかりなんです。卒業後は、大学教授や博士課程。一流企業。

私の両親は失敗してしまった私のことはもう諦めたとしても、せめて孫たちには成功してほしいって思ってます。

で、とにかく私は申し訳なくって。。。

昨日も、成績、史上最強に悪いのに、ニコニコのんびり、夏休み、外に出て、iPhoneで花の写真とって歩いてる娘に嫌味攻撃をしてしまいました。

今朝もまたずっとガミガミ。

これを小学生低学年から定期的に繰り返してます。全然効き目無いのに。

シアトルにホームステイに行きたいってこういう私から離れたいっていう気持ちもあるだろうな。。。

この間、娘が7歳ぐらいのときの写真を見つけました。涙でそうになりました。

とにかく可愛いの〜。こんな可愛い女の子にぎゃーぎゃーネチネチ、私、勉強の事で怒ってたんだな。。となんか取り返しのつかない失敗してしまったなと思います。

一種の虐待ですね。本人は悪くないのに。

それでも明るく育ってくれたことに感謝しないと。

ここで宣言させてください。周りと比較したり、親としてのプレッシャー感じるからって、もう勉強のことでこれ以上、怒るのやめます。

10年間怒ってきてダメだったので、もうこれ以上いじめるのはやめようと思います。

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この成績、やっぱり発達障害のせい?」への4件のフィードバック

  1. Erina

    職場のPCで読んで、涙が流れそうなのをこらえてます・・・。(苦笑)

    一番上って、色々と期待してしまいますよね。
    いくつになっても、親の試行錯誤が現れるのが一番上の子ですもんね。
    うちも、言葉が遅かった長男に、おしゃべりさせようと無理させていた時期が(今考えると)あって、その時の自分のイライラや、彼の気持ちを考えると、涙が出てきます。

    私は下の娘が生まれて、勉強が得意な子もいれば、スポーツが得意な子もいる。アートが得意な子もいれば、音楽が得意な子もいる。だから、勉強もスポーツみたいなもので、得意・不得意があっても良いと思うようになりました。
    好きならどんどん勉強して、高学歴を手に入れれば良いんです。

    ただ、現在の教育システムでは、(特に公立校では)一貫した成績評価システムやカリキュラムがあって、そこにはまらない子どもがはみ出しっ子になってしまうのが現実です。でも、それも18歳まで。と私は考えるようにしています。

    あとは、自分たちの進むべき道、というか選んだ道に進んで欲しい。
    子どもが18歳になるまでに、親の私ができるのは、その準備をさせることかな、と思っています。

    娘さん、りょうこさんが頑張っている姿、絶対に見てますよ。
    同じ学問分野じゃなくても、親の頑張る背中って、子どもにとって何よりの教科書だと思いますよ!

  2. りょうこ 投稿作成者

    Erinaさ〜ん、そうなんです。いちばん上って特に期待しちゃうんですよね。生まれたのもハーバード大学のすぐそばで、ハーバード大学ボート部が練習する川のほとりの病院だったので、義母に「この子はハーバードに入れるわ」と豪語して、かなり沖合い200海里ぐらいひかれてましたわ。そのころは、自分のそうだったように、頭があまり良くなくても人の100倍努力すれば出来る!って信じてたのです。

    だから、娘が勉強できなのに、のらりくらりしてる(っていうかしてるように見える)態度が我慢できず、元ガリ勉(っていうか今もガリ勉)母ちゃん怒ってばかりだったんですよね。

    息子さんも言葉が遅かったのですね。でも男の子、特に多言語環境で育つ子は遅くて普通っていいますもんね。でもあせりますよね。

    そうですね、公立校、厳しいですね。アメリカって思っていた以上に厳しいです。特にうちみたいな国際バカロレアの学校は厳しい。美術でさえ、パワーポイントプレゼンやレポートがあるんですもの〜。描いた絵だけみれば、親ばかですが、優れてるのに。。。まあ、そんな学校を選んだこっちがバカなんですが。。。

    いやー、ほんと日本みたいに体育大学的なところがあればなあって思います。ホッケーでいける学校はアカデミック面も重視する大学ばかりなので、ホッケーがいくら上手でもGPA(さっき計算したら1.5でしたよ。1.5。。。)でまずカットされるレベルです。男子なら高卒でプロになりますが、女子はそんな道はぼほ無いし。まあプロになれるほどではないのですが。。。ホッケーだけが自分の選んだ道なので、ホッケーで行けるところまでサポートするのが親の役目かなって今、Erinaさんのコメント読みながら思いました。
    今朝は、ホッケーの練習に行く娘に「もうチームやめろ!」って怒鳴っちゃったけど。。。

    良いアドバイス、ありがとうございました!!!

  3. mi mi

    りょうこさんの日本のご家族何となく私の家族、親戚に似ている気がしてプレッシャーをりょうこさんが感じていたのが何となくわかります。父が亡くなった後、妹の溢れる気持ちです。お姉ちゃんは外にいるから、このプレッシャーがわからないと涙を流しながら言っていました。

    私は、どんなに娘を育てるのが大変だったかわからないわ、わっと半発していましたが。色々大変だった娘もニュートンに引越しすこーしずつ上達が良くなり、6年生は本当に良い一年を終えられました。これも何といっても学校の先生の理解とサポートがあるからです。この学校の先生の1人が中学に入った時言っていたのですが、これからは、将来の準備期間。それぞれの個性、特技を見つける時期でありそれを伸ばす時期である。これが物凄く娘の背中を押しています。イライラしながらも一生懸命。やれるだけやれば結果が出る、出なくてもやれるだけやったからと思えるからと。これには本当に彼女この学校に来て良かったと思っています。トップスクールと言っても蓋を開けたらどうかなって所も多いでしょう?ケンブリッジの学校がまさにそうでした。

    お嬢さんのホッキー思いっきり応援してあげて下さい。2年前に初めてここまで来る何て凄いことですよ〜。娘のコーチ達に自慢しちゃいますよ〜。うちの娘も写真に興味があって、撮りまくってますが、実はブログに書こうと思っていたんですが最近iPhoneで撮った写真をアートとして注目され始めているそうなんです。特技を伸ばしてあげましょうよ。

  4. りょうこ 投稿作成者

    mi miさ〜ん、うちはmi miさんのご実家ほどエリート家庭というわけでは無いと思うのですが、一流大学出て専門職についてっていうのは期待されていたんです。で、もちろん自分もそうなる予定だったし、そうなりたい!ってずっと思ってたのですが、いつのまにかオレゴンののんびりモードに染まってました(笑)両親にもかなりがっかりさせてしまったので罪悪感感じます。だから、せめて子どもたちはって思ってたのですが、娘がイマイチ頭良くないみたいで、かつ向学心もあまり無いみたいで。。まあそれはそれで良いんですが。。。でも日本の家族から期待されていると思うと、のらりくらりしてる娘にイライラ!!!ってしちゃうんです。

    きっと、mi miさんの妹さんは東京のあたりかしら。そちらだと、有名小学校から始まるからプレッシャーも並みじゃないでしょうね。。。受験問題を新聞か何かでちらっとみた事がありますが、こんなこと小さいうちからできてどうするの???っていうような感じしました(ってまあ自分が解けなかったから負け惜しみでもありますw)小さい子どもでも夜遅くまで塾に通うの当たり前で、ほんとにほんとに大変ですよね。私なら絶対に落ちこぼれです。

    きゃーニュートンにお住まいなんですね!懐かしいなあ!私、ニュートンの会社で働いてました!ボストンの会社時代も上司がニュートンの高校出身でおうちのパーティに招かれたことがあります。素敵なところですよね。憧れてました。

    そういえば、オフィスっていうドラマご存知ですか?オフィスの出演者も数人、ニュートンの高校出身なんですよね〜。

    話がそれてしまいました。ニュートンの先生がおっしゃってるように、「それぞれの個性、特技を見つける時期」なんですよね。日本って割と、進学校の場合、偏差値でどんどん決めていく感じで、何をしたいのか、そして自分は何が出来るのかと見極めることあまりしないですよね。

    私は点数をとることばかりに集中し、本当に自分が出来ること、したいことを見極めなかった。夢が大きすぎて非現実的じゃなかったな〜って思ってます。そういう意味でも娘があまり無理しすぎずに、自分らしさを出せるところを見つけたのが本当はいちばん嬉しいんです。

    それを、フェイスブックで知り合いのお子さんが、東大合格!とか見ると、「う、うちは。。。」って暗くなったりしちゃう。そして、なんで勉強できないんだ!!!って腹がたつ。

    でもホッケーやって輝いてる姿を見ると、嬉しくなるんです。

    そうですね、ホッケー応援思いっきりすることにします。

    娘さんも写真お好きなんですね!うちの娘と気が合いそう!

    大学で写真を勉強することも出来るんだよ〜ってまた言っちゃった。そしたら、興味なーいだって(笑)

    かえって親がプレッシャーかけるのって良くないんだなって思いました。見守ることにしますね。

    本も、プレッシャーかけすぎの私じゃなくてダンナに図書館に連れていってもらったら、娘、自分の好きな本を借りて来て、まるでmi miさんの娘さんのように集中して、ずーっと読んでて、感激しました!!!

    私みたいに、単語を覚えるため!とか高校の読書リストに入ってる課題図書だけ!とか騒ぐより、ただ図書館に一緒に行くだけで良いんですね。

    素敵な応援メッセージ、いつもありがとうございます!!!また娘の成績のことでイライラしたら、このメッセージ読みます!

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