ポートランドマラソン体験記3(スリルありすぎ)

そこからは辛くなったら下を向いて走る。一歩一歩足を進めていけばいつかはゴールに。。

でも辞めたい。脚死んでるよ。って感じるたびに住宅地の沿道から声援が。

ほんとみなさん優しい。ほんと感激。今思い出しただけでも泣きそうになる。

そうそう、1マイルごとぐらいにジョークが書いた看板があったんだけど、笑えたのを数店ご紹介。

Trump is running. So can you.

runって選挙に出馬するっていう意味もありますもんね。

そこでプッと笑って周りのノロノロランナーたちとウケる。最初は無言で走ってたけど、辛くなってきたからみんなで声かけあって走るように。

結局この人たちに精神的にゴールまで引っ張ってもらえた感じがする。ありがとう。

なかには「今回が40回目連続レースだ〜!」と沿道の人たち全員に叫び続けるおじさんもいて、うるさいなーと思ったけど、なんか元気もらえたし。ゴール一緒にできたときはすっかり仲間になった気分だった。

あと、DNFしようかなーと心がまた揺れてたときに(ちょうど30キロの壁付近)

Uber Pick-up area…Just kidding!っていう看板もあって一瞬本気にしちゃった。

でも汗だくだったのでUberには乗りたくなかったなー。あと、DNFにならなかったのそれもあるの。途中で救急車に拾ってもらっても汗くさいしはずかしーっていうのがね。

いくら請求されるかわかんないしw

さて、ほんと初めて脚が疲れてガクッときそうな状態を経験しつつゴールへ。最後の2マイルがめちゃくちゃ長く感じられた。3.2キロぐらいの距離です。

怖かったのが赤いトカゲの看板をかついだペースメーカー(アメリカではぺーサーっていうのよね)のお姉さん。看板には6時間33分って書いてある。制限時間。。。彼女に抜かされたら失格。

まあゆるいアメリカだから少しぐらい遅れてもメダルはくれるでしょうけど。

彼女のおかげで最後はなんとか頑張れた。めちゃくちゃギリギリ6時間31分。33分が制限時間だったから。最後のトイレ、入らなくてよかった〜!!!

さて、ゴールしたあと。やっぱり日本人。ちゃんとコースにありがとうございましたっ!て礼。そうしたら、アナウンスのお兄さんに名前二回呼んでもらえちゃった。

メダルをもらって。やっぱりうれしい。最近はメダル増えたので実はちょっと処分したの。でも今回のは嬉しかった。やっぱりフルマラソンのメダルは嬉しい。

レース参加費に含まれてるピザはもう無かったっぽい。でもアイスクリームはポートランドの有名なお店の。しかも、ダンボールごともらっちゃった。残り物には福があるですね。

こういうアバウトなところがアメリカの好きなとこ。

そうそう、今まではシャイでお願いできなかったレース直後の救護テントでのアイスパックを膝に巻いてもらうサービス頼んじゃ買った。

たぶん医学生のボランティア?(OHSUが協賛なので)女の学生さんにお願いしたら、なんとその人もう今日は仕事おわり〜って感じで暇そうにしてた男の学生連れてきた!!!

ギャー!しかもイケメン!

私の脱毛ちゃんとしてない膝みられた〜!しかも汗だく。もーサイテー。

私、やっぱり自分でやります!とか言っちゃったけど、手遅れ(笑)

看護学校の前でぶっ転んで怪我した傷跡も「どうしたの?ちゃんと縫ってもらったほうが良かったね」と言われるし。

ひー。

両膝にアイスパックを巻いてもらった状態でロボットみたいに歩きながら、次はブードゥードーナツのブースへ。2個ちゃっかりもらったわ。

美味しかったぁ。

ビールもあったけど。パス。ひとりで飲んでもしょうがないし。運転あるし。

そう、ひとりで運転して帰る女。

電車へ向かう道、またよそのおじさんに「レースどうだった?」と聞かれる。

こうやって知らない人に話しかけるところがポートランドの良いところよねー。っていうかアメリカの良いところね。

そうそう、今回は以前より参加賞がよくなった気もします。

Flaskももらっちゃった。ウェストポーチは、ううって思ったけど、ポケモンゴーのときに付けるとゲーマーおたく息子1が嬉しそうw

ケミカルウォッシュのジーンズもはいたらちょうどいいよとか言っちゃった私。

辛かったけど、楽しかった。来年はサブ5目指したいなあ。

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