うちの娘は今高校生だけど、4年前、中学を選ぶとき、娘に「インターナショナルスクールに行きなさい」って言ったの、私。「レベル高いし、日本語も勉強できるし、少人数だし。」って。
そうしたら、「やだ、小学校の友だちみんなが行く、近所の中学に行く。歩いて行けるし。」と主張して、ビーバートンのインターナショナルスクール中等部には行かず近所の中学に。
で、高校を選ぶときになって、今度は逆に「あなたの成績じゃ、インターナショナルスクールは絶対に無理。地元高校に行きなさい!」って言ったら、今度は「やだー、インターナショナルスクールの高等部に行きたい!」って言う。
とにかく自分の意見を通します。
この、インターナショナルスクール、州ではランキングナンバー1。USA Todayのハイスクールランキングでは堂々ゴールド部門です。
近所の普通の中学でも中の下だった娘には、そんな眩しい学校は無理なのは最初からわかってたんです。
でも、泣きながら、インターナショナルスクールに行きたいって主張するので。。。結局、こっちが折れて、インターナショナルスクール入ったは良いけど、全然着いて行けず。。。成績もすごく悪くて。
これが、地元の高校に行って、普通のクラスをとっていればこんなことにはならなかったんです。。
地元の高校もAPクラスもあるし、レベルの高い子は有名大学に進む、とっても良い高校なの。
でも、割と簡単にAの取れるクラスもあるんですよね、インターナショナルに比べれば。
前置きが長くなりましたが、今思うと、反抗期の子どもと真っ向から対抗してもダメなんですよね。
ああ言えばこう言うで。。
だから、本当は「あなたの成績じゃインターナショナルスクールは無理よ!ついていけるはずがないよ」と、高校生のプライドを傷つける言い方じゃなくて、
「あなたが得意なアートが地元高校にはあるのよ。陶芸とか映画制作とか細分化されてるし。そんな素晴らしいクラス、インターナショナルスクールには無いのよ。」
と、おだてる方法で誘導すれば良かったんだわ〜!
特にアメリカの子どもって学校でも家でもおだてられて育てられてるからねー。
実際、国際バカロレアのインターナショナルスクールでは、「美術」の授業と言っても、ほとんどリサーチ、ライティング、パワーポイントプレゼンテーションが重視されるので、クリエイェイブなアーティストタイプの娘の長所は全然先生に評価してもらえずに終わってしまいました。
9月からは普通の高校に行きます。そこでもっと自分らしく高校生活を謳歌できるといいね!
この高校はスポーツチームもあるし、ホームカミングもあるし、プロムとかもあるし。アメリカの映画みたいな世界ですよね〜。